読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

私家版・久里浜医療センターアルコール科入院マニュアル(仮)

これを読んでアルコール科入院生活を活用し倒そう!

久里浜医療センターアルコール科病棟:病室の収納事情

希望とお金を出さなければ六人部屋に入ることになる。

その場合の一人当たりの収納は

 

ベッドの枕元に株式会社ホスピタルネット 床頭台 LC-200S

(カードタイマー組み込み、テレビ付き、スライドテーブル、鍵付き引き出し、観音開き棚板収納、再度にはタオルかけあり、キャスター付き、冷蔵庫なし

 

その上部に片開きの下に通常の棚のついた吊戸棚

(片開きの棚は機内持ち込み可能なキャリーバッグがぴったり入るサイズ感、扉なしの棚はA4のファイルがぴったり入るサイズ感、下にはハンガーポール設置)

 

ベッドサイドにすでに生産終了したパラマウントベッドのスツールロッカー KC-613

(金属製、キャスター付き、スツールを名乗るだけあって蓋はクッション様、一枚蓋と折り畳み蓋の二種類があり一枚蓋の場合開閉が面倒且つやかましくて閉口する、蓋は小さい座布団二枚くらい、二人で腰かけるにちょうどいいくらいのサイズ感)

 

となる。

 

これにベッドサイドテーブルをあわせたものが、一人充て収納となる。

 

ベッド下に大量の靴を詰め込んだり、ベッドにぐるりとめぐらされているカーテンレールを衣文掛けかわりにしている事例を見聞きしたが、ベッド下は毎日清掃が入るので迷惑だし、カーテンレールにものをかけると耐荷重オーバーして落ちてくる可能性があるし、いずれ推奨できるものではない。

 

比較的荷物の少なかった自身の事例だが、それぞれの収納の使い方をご参考まで紹介する。

 

床頭台

トップのテーブル:歯磨きセット、日持ちしないおやつ、作業で作成した小銭入れ(コインランドリー用に100円玉が入っている)、お絵かきセット、カトラリー

テレビテーブル:マグボトル、マグボトル用茶こし、煎茶の入った茶缶

鍵のかかる引き出し:預金通帳、財布、保険証、自宅の鍵、印鑑

観音開きの棚

 上段:海で拾った石、筆洗い、作業療法で作成した陶器・革製品、おやつ用シール容器

 下段:洗濯用洗剤、入浴セット入りスパバッグ・勉強道具入りトートバッグ(清掃時のみ収納)

 下段:トートバッグ、折り畳み傘、念のために持ってきた合羽、エコバッグ

両サイドのタオルかけ:手ぬぐい

 

吊戸棚

片開きの棚:キャリーバッグ、見舞い品の入っていた紙袋など使用頻度の低い物品

通常の棚:入院関連書類を入れたクリアホルダー、「アルコール依存症の集団治療プログラム」、趣味の書籍、参考書、ノート、ティッシュボックス、電卓

 ハンガーポール:洗濯用ハンガー

 

スツールロッカー

衣服と食料品(缶詰、乾物メイン)と入院時に履いてきた革靴

 

ベッド足元の柵

バスタオルを掛干し

 

ベッドサイドの柵

勉強セットとカトラリーを収納した小さいトートバッグをS字フックで掛けておいた

 

ベッド下

ジョギングシューズ一足

 

ベッドサイドテーブル

毎日四時の検温表、読みかけの本

 

こんな具合であった。

 

ついでに収納関連であってよかったものを紹介する。

 

S字フック

ひっかけ収納の雄である。あるとないとではベッドサイドの収納力が段違いになる。シーツ替えの際は作業の邪魔になるので外して棚に入れておこう。

 

バッグハンガー

食堂のテーブルにバッグをちょいがけするのに非常に便利。ちょっと不安定なのが玉に瑕。

 

ランドリーバッグ

無印良品の炬燵布団が入っていた薄くてでかい布製の巾着袋を二つ持ち込んだ。一つは未着用の肌着類用、もう一つはランドリーバッグとして利用。薄手で折りたためる上に洗濯物と一緒に洗える巾着袋は洗濯・物干しの際に大変便利であったため持参を推奨したい逸品である。

 

小銭入れ

財布を持ち歩くのはどうにも不用心なのだが洗濯やら売店詣でやらの際には小銭が必要になる。正直なくて非常に困った。あまりに困ったので最初の作業療法で作成、入院中ものすごく活用した。普通はそんなまどろっこしいことやってられないだろうから持参を推奨したい。

 

小さめの箱

見舞いの菓子箱流用。ばらばらにしたくないものを収めるのによろしい。あれば見栄えがよくなる程度。なければないでなんとかなるのでこいつのことはそれほど。

 

ジップロック

でもなんでもいいんだがとりあえずファスナー付きのビニール袋。食べかけのおやつの収納などに至便。持参推奨。

 

ブックエンド

本と精神を安定させてくれる。

 

では次に、持ってきたはいいが今一つ役に立たなかったものを紹介する。

 

吸盤式のフック

取り付ける場所がない。

 

なお、病室に入れると居住空間が絶滅するレベルのキャリーバッグを持参した場合などには、病院の物置で仮保管してくれるようである。

 

以上、「久里浜医療センターアルコール科病棟:病室の収納事情」であった。